「風邪ひきさん、お熱のある子、予防接種」

藤根です。

今日はタイトルの通り、お熱がある、喉が腫れている、咳や鼻水が止まらない、といった子たちもウェルカムというお話です。

心と体の小児科」というキャッチコピーにもあるように、ふじねクリニックは子どもたちの心を大切に、心と体を一体のものとして診療するというのが基本のコンセプトなのですが、もちろん、風邪を引いちゃったかもしれないので熱冷ましが欲しいですとか、おたふく風邪や水疱瘡になっちゃったかも、という子どもたちに来ていただく準備も万全です!

この図面を見てください。

ダイアグラム, 概略図  自動的に生成された説明

これは7月23日の打ち合わせで使った図面です。一番新しいやつですよ。

ピンク色に塗られた部分は、おたふく風邪や水疱瘡など、感染力がとても強い病気の疑いがあるお子さんのためのゾーンです。

おたふく風邪も水疱瘡も、予防接種を打っておくことで、もしも罹っても軽めで済む感染症です。でも、どちらも最初の接種は1歳になってから。だから、1歳未満の乳児も沢山いらっしゃる本来の待合室とは分けて、別の入り口から入ってもらって、別の場所で待っていただいて、別の場所で診察出来るように、扉とカーテンで完全に空間を分けられるような設計になってます。

あ、おたふく風邪や水疱瘡になっちゃったかなという時や、お熱があるときは、まずはお電話での予約をお願いしますね。当院スタッフが裏の入り口でお迎えしますから。

おたふく風邪や水疱瘡に限らず、ふじねクリニックはお子さんの予防接種をとてもとても、とっても重視しています。

生後すぐに打てる(でもたいていは2か月から打ちますね)B型肝炎ワクチン、6週から打てるロタウイルスワクチン、2か月から打てるHIBワクチンや肺炎球菌ワクチン、3か月からは4種混合。

1歳のお誕生日を迎えたら必ずMRワクチン! ほんとにもう、MRワクチンは絶対に! 絶対に! お願いします。麻疹(はしか)は小児科医にとっては恐怖の的、合併症もたくさんある憎んでも憎みきれない恐ろしい病気です

日本脳炎も半年から打てます。水疱瘡ワクチンとおたふく風邪も1歳から。HPVワクチンは9歳から。

もちろん季節性インフルエンザや花粉症など、色々な予防接種に対応する予定です。予防接種について少しでも不安があれば、気軽に相談してください。私も常に勉強して最新の知識を蓄えておくように頑張りますから!

参考リンク

Know VPD! VPDを知って子どもを守ろう。

国立感染症研究所 予防接種スケジュール 日本の予防接種スケジュール