ふじねクリニックは、乳幼児から15歳までの心と体を癒やすための小児科です。急な発熱や腹痛から「朝、起きられない」「学校に行くのがしんどい」といったこころのお悩み、健康診断、インフルエンザやHPVなどの予防接種も、「心と体の小児科 ふじねクリニック」にご相談ください。
院長・藤根美穂
初診予約受付
こころ外来の新患患者様へお知らせ
当院は12月1日をもって開院二周年を迎えます。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。 開院以来、多くの患者様にご支持頂いており新患の予約日がかなり先になってしまうことを常日頃から心苦しく思っております。しかしながら、定期通院されている患者様の待ち時間が非常に長くなっている現状を鑑み、予約制限せざるを得ない状況となりました。患者様が置かれている状況に応じて柔軟な対応をしたいと考えておりますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
初診予約はこちらのページです。

こころと発達の外来についての色々な質問と、お返事
Q1 「こころと発達の外来」を受診したいときはどうしたらいいの?
A1-1 「こころと発達の外来」は予約診療になります
心療内科的な診察は「こころと発達の外来」の予約をお取りいただいてから来ていただく形になります。予約はある程度まとまった空き枠が確保できたときに不定期で受け付けますが、告知は事前に必ず各種SNSやこちらのウェブサイトで行います。また、お仕事などで予約申し込みの際に時間のご都合がつかないようなこともないように配慮いたします。
予約診療は月、火、水、金の15時から18時までです。
A1-2 岩見沢市教育支援センターでの相談という手もあります
ただ、まだクリニックを開院したばかりなので、医師は藤根だけで全ての診察を行う体制がしばらく続きます。ですから、私たちとしても非常に悔しいことなのですが、「こころと発達の外来」の予約はかなり取りづらい状態になってしまっています。
もちろん「こころと発達の外来」にいらしていただくのが一番良いのですが、岩見沢市在住・在学でしたら、先に岩見沢市教育支援センターでご相談いただくという方法もあります。話を聞いてもらったり、環境を整えたりすることで症状が和らぐこともあるからです。藤根は岩見沢市教育支援センターのスタッフの一人でもあります。
お薬が欲しい、診断書を書いて欲しいという場合は診察になりますのでご予約をお願いします。(急を要する場合は必ずお電話ください!!)
でも、お話を聞いて一緒に考えるカウンセリングであれば、クリニックではなく支援センターでも対応可能です。
A1-3 岩見沢市以外でもお住まいの自治体に相談窓口があります
岩見沢市外の方でも、それぞれお住まいの自治体に同じような仕組みがありますから、そちらを調べてみてください。スクールソーシャルワーカーさんやスクールカウンセラーさんが力になってくれることもあります。
Q2 高校生ですが、「こころと発達の外来」受診はできますか?
A2 ご相談ください。

Q3 子どもが受診をいやがってしまいます。保護者だけで「こころと発達の外来」を受診することはできますか?
A3 症状によっては柔軟に対応いたします
初診の場合はなるべくお子さんにお会いしたいのです。顔も見ずに診断することはできないので…
でも、症状によっては柔軟に対応したいと思いますので、ご相談ください。
Q4 他のクリニックの思春期外来を受診していますが、ふじねクリニックも受診できますか?
A4 可能ですが、今のクリニックでうまくいっているのであればそのまま続けられる方が良いかも……
クリニックを変えようと思ったのはなぜですか?
お子さんの様子はどうですか?
治療がうまくいっていないかも…と感じている場合は、来院される前にまずはお問い合わせフォームやお電話等で、ご相談ください。
つながりや環境を変えることは、お子さんにとって大きな変化ですからね。
Q5 子どもに書字障害があるみたいです。どうしたら良いでしょうか?
A5-1 もともと人間が文字を書き始めたのはごく最近なんです。だから字を書くのが苦手でも恥ずかしくありません。
人間の長い歴史の中で、文字を書くことが一般的になってからはまだそんなに長い時間がたっているわけではありません。もともと人間は文字を書かずに生きてきたので、脳のつくりは「話す」「聞く」「記憶する」で出来上がっています。
「書く」ための専用の部分が脳の中にあるわけではないので、脳のいろいろな部分を同時に動かして「書く」ということを可能にしています。たくさんの部分を同時に動かすということは、そのどこか一か所でも不具合が起きれば目的を達成しづらくなる可能性があるということです。
だから、「文字を書く」ことがつらい、難しいという状態は、話しづらい、聞きづらいということよりも高い頻度で起きるだろうということが予想できると思います。
それに、世界中を見渡せば、文字を書けない、書きづらい人はたくさんいます。日本は世界有数の識字率の高い国で、ホームレスでも新聞を読んでいる有様を見てアメリカ人がびっくりするのだそうです。
A5-2 パソコンやタブレットやスマートフォンも積極的に活用しましょう
今はスマホでも大学のレポートが書けてしまう時代です。手書き文字が苦手ならパソコンやタブレットやスマホを使って書けばいいのです。
もちろん文字を書くということには手を使う作業としての意味もありますので、基本を学ぶことはとても大事です。でも、小学校高学年以上になると書く分量も増えてきます。その頃には「学ぶこと=書くこと」ではなくなってきますので、「書く」というところで躓いて先へ進めないのはもったいないことになります。
ノートを手書きするのではなく、タブレットやスマホのカメラで黒板を写してしまうというやり方もだんだん広まっています。
A5-3 書くことを無理強いするよりも……
字が書けないわけではなくて、字を書くことを面倒くさがってしまうというお子さんもいます。
面倒くさくなるというのは、今のところは「書くこと」が脳の負担になるということなのかもしれないので、その子の様子をよく観察し、負担を軽くするようにして文字の書き方を丁寧に学んでいただくといいでしょう。
学校へ行きたがらない、学習を面倒に思うという時には学校での学習についていけなくなっている場合も少なくないので学習成績の把握や知的な面の評価は必要だと思います。
A5-4 実は「ふじねクリニック」のロゴマークも
実はこのロゴマークの真ん中にある「白魔道士の杖」をデザインしてくれたのは、字を書くことが苦手な中3の子でした。

Q6 問い合わせフォームではなく電話での問い合わせはできますか?
A6 もちろんです。つながりやすいのは15時以降です。
もちろん大丈夫!
混雑しているときは、折り返しこちらからお電話します。
お電話は15:00〜17:00の間だとつながりやすいはずです。
でんわ 0126-35-5617
こころと発達の外来 問診票
書くところが多いですから、こちらをダウンロードしてご自宅でゆっくりと書いてご持参いただく方が、お話しする時間を多めに取れるので、おすすめです。