最初のごあいさつ

初めての方も、お馴染みの方も、こんにちは。

北海道の空知地方の南側、岩見沢市というところで小児科医をしている、藤根美穂と申します。

医師免許をいただいてから25年、子育てで休んだ3年を除いて地味に、時にはちょっとつまづきながらも小児科医をここまで続けてきました。自分一人で頑張れたのではなくて、家族やたくさんの仲間や他職種の方達、時には患者様たちに支えていただいてのこれまでだったと思います。

私は今、地域の中核病院の小児科で、一般小児科診療と、子どもの心の診療をさせていただいています。子どもの心の診療として、具体的には学校に行きづらい、眠れない、途中で目覚めてしまう、なかなか起きられない、なんとなく不安、悲しくて何もしたくない、死にたい気持ちになってしまう、といった困りごとを扱っています。

こうした症状を訴える子どもたちの中には、他の多くの子どもたちと同じやり方では勉強しづらいとか、集団行動に合わせづらいといった感覚を持っている子も少なくありません。子どもの心の診療をする中では、なぜ、その子はそういう感覚を持っているのかを考えなければいけないこともあります。

いずれ、私自身の子どもの頃の事や自分の子育てのことも書いてみたいと思います。今のお仕事には、子どもの頃の体験がとても大きく影響しています。

冬にはたくさんの雪が積もり、初夏には水田の水面が光り、秋には金色の実りが揺れるこの地域で、支えてもらって続けてきたお仕事をさらに充実させて、子どもたちと、子どもを育む大人たちのお役に立てるように…そう考えて、ずいぶん悩みながらも、ついに開業することにしました。

クリニックの名前は「こころと体の小児科 ふじねクリニック」です。

クリニックのロゴです

雪がふり始める頃の開業を目指して、現在一生けんめい準備中です。

どうそよろしくお願いいたします。